
河川地形とさまざまな気象災害 1(扇状地)
問1
資料の赤い丸は長野盆地にある主な扇状地である。衛星画像と地形図を見て、扇状地がつくられる場所と扇状地の特色を考えてみよう。
問2
滋賀県の琵琶湖の西側にある百瀬川扇状地について、下の問いに答えよう。
① 深清水の集落と国道(図中の赤い道)の間に見られる、扇状地に多い土地利用は何だろうか。
② Aの場所のように、周りの地面よりも高い場所にある河川を何というだろうか。
③ この扇状地の中には水田も見られるが、どのような場所に分布しているか、地形図と土地条件図を見て考えてみよう。
主な色の凡例
④ 扇状地では、湧水のある扇端付近に集落が発達することが知られている。この扇状地で湧水に関係のある地名の集落を二つ選ぼう。また、土地条件図との関係も確認してみよう。
主な色の凡例
⑤近年、さまざまな工夫をすることで、扇状地内の洪水はほとんど見られなくなった。1935(昭和10)年の地形図と見比べながら、その工夫として適切ではないものを一つ選ぼう。
ア 百瀬川に土砂の勢いを抑える堰(せき)をつくった。
イ 百瀬川の北側に遊水地をつくって、扇状地側に水があふれないようにした。
ウ 大雨時には扇頂にある取水口から、大沼や深清水の集落に水を流すようにした。
エ 大雨時には北側にある生来川に水を流して、百瀬川の流量を減らすしくみをつくった。
問3
山梨県の金川では、Bのように堤防が連続的につながっていない場所が1929(昭和4)年の地形図中に見られるが、このようにするメリットを考えてみよう。また、現在の地図にも名残りがあることを確認しよう。
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